天然(自然)素材

SO SAN STYLEでおもに販売する商品はそのほとんどが天然(自然)素材です
それぞれの天然(自然)素材ならではの特徴を紹介します

ラテックスフォーム

ゴムの木の樹液を発泡させたフォームのお話しです

東南アジアのゴムの樹液から

マレーシアをはじめ東南アジアではゴムの木の栽培が盛んです。(近年はパームの栽培の方が多くなっています)
ゴムの木は植樹して約7年ほど経つと木の幹にナイフで傷をつけて滴り落ちるミルクのような白い樹液(ラテックスミルク)を採取します。
採取されたラテックスミルクは現地のラテックス工場または欧米に輸出されます。ラテックスを原料とする主要な工業製品はもちろんゴム製品です。
ここではラテックスを発泡させてつくられるマットレスフォームの紹介です。ちなみに日本国内には発泡工場はなくラテックスフォームはすべて海外からの製品輸入です。

ラテックスフォームはまるでスポンジケーキつくり

マレーシアのラテックス工場に入荷したラテックスミルクは大きな窯の中で長時間にわたりミキシングという工程でかき混ぜられます。
その後それぞれのフォームの鋳型に流し込み時間をかけて焼き上げていきます。鋳型を外せばマットレスフォームの完成です。
出来上がったフォームの各面はスキンと呼ばれる薄い皮で覆われ、カットやスライスすると細かい気泡のスポンジがみられます。まるでスポンジケーキのようです。

適度な反発力と衛生的な素材が魅力

出来上がったラテックスフォームでつくられたマットレスは人の身体と同じ弾力性を持つといわれ、硬すぎも柔らかすぎもないやさしい弾力が魅力です。
またラテックス自体に殺菌効果もあり衛生面でも安心です。
そんなマットレスは病院の褥瘡予防(床ずれ防止)のマットレスとして使われています。

大地のミルクは最後は土に還ります

ラテックスフォームは紫外線に弱く、長時間当たると表面から硬くなりボロボロと崩れていきます。2~3年もすると土に還ってしまいます。
焼却してもダイオキシンの発生の心配のないザ・天然素材です。
ただマットレスとして使って3年で土に還っては困りますよね。。
日干しすることはできない素材です。ラテックスマットレス最大のデメリットがグニャグニャしてて重たいことです。
ですから何もせず通気だけしていれば10年は間違いなく使えます。

(ラテックスフォーム関連記事はこちら)

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毛 (カシミヤ・キャメル・ウール)

カシミヤ、キャメル、ひつじなどから刈り取られる毛全般のお話しです

多くの動物の毛が衣料品・寝具・インテリアで使用されています

カシミヤ(やぎ)、キャメル(らくだ)、ウール(羊)等はスーツ、セーター、コート等の衣料品やふとん、毛布等の寝装品で使われています。インテリアでは伝統的な椅子の中材に硬いホースヘアー(馬毛)を使ったりもしました。ほとんどの動物は直毛のヘアで中材やふとんの詰めものに使用するためには加工してクッション性を作りますが、ウールだけはもともと天然パーマ…クリンプといわれる独特の縮れを持っています。

繊維の表面は脂分をまとったうろこ状で、水をはじき水蒸気だけを中に取り込みます
ウール繊維の拡大写真

いわゆる哺乳類の毛は人間も含めて基本的にみんな同じ構造をしています。
油脂分をまとった“うろこ状”の部分、人の髪の毛でいうならキューティクル…シャンプーのコマーシャル等で聞いたことあると思います。ウール等では「スケール」といいますが、このスケールの力が素晴らしい!
水は弾いて水蒸気を取り込む。だから表面はサラッとしているんです。
たとえば、ウールのセーターをお洗濯すると、軽く脱水してハンガーに吊り下げたセーター表面はすでに乾いた状態、でも指でつまむとジュワっと中から水が出てくる…その感覚です。
また、登山する人はご存じだと思いますが、肌着や靴下はウール素材をよく着用します。毛製品以外では登山中にかいた汗を吸った繊維は山の気温の低下とともに冷たくなって身体が冷えてしまいます。ウールは繊維が冷えることなく身体を守ってくれます。

全ての繊維の中でもっとも吸湿発散性が高いとされます

毛繊維はすべての繊維の中でもっとも水分を繊維内に保つことができます。標準状態で重量の15%が水分ですが飽和状態では30%以上となります。うろこ状のスケールから水蒸気で水分を吸収し、またスケールから水蒸気で逃がしていく…まるで呼吸しているかのように独自で水分調整をしています。

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羽  毛(ダウン)

おもにグース(ガチョウ)やダック(アヒル)といった水鳥から採られる羽毛のお話しです

防寒には最適

羽毛布団やダウンジャケット等、冬の防寒用具で生地の中に詰めてあるのが羽毛です。羽毛にはたんぽぽの綿毛のようにボール状に広がったダウン、いわゆる羽根の形のフェザー、ダウンやフェザーから分離して糸状になったファイバーの3つの種類があります。ダウンが多ければより膨らんで断熱性が高まり身体の熱を逃がさないことから温かく過ごせます。
ウール同様に素材自体には吸湿発散性がありますが、中から羽毛が出てこないように通気性のほとんどない生地で覆われるため、寝具や衣料品で湿気のコントロールはできません。

食用またはブリーディング後に羽毛は採取されます

羽毛布団やダウンジャケットで使われる羽毛はおもにグース(ガチョウ)かダック(アヒル)の家禽の水鳥です。
日本の食卓では馴染みが少ないようですが、大方の鳥たちは食用として出荷され精肉の段階で羽毛は採取されます。一部はブリーディングのために卵を産ませるために残します。いずれにしても生きている鳥から羽毛は採取しないという世界的なルールに基づいて飼育されています。そんなわけでヨーロッパの老舗羽毛原料メーカーはもともとお肉屋さんだったりもします。
一般流通品ではグースの方がダックより体長が大きいため採取されるダウンも大きいことから高値で取引されます。

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綿(コットン)

植物の木綿の種子を覆う白いわたのお話しです

私たちのまわりはコットン製品であふれてます

衣料品、タオルや寝装品からインテリアにいたるまで私たちの生活のまわりはコットン(綿)であふれています。私たちにとってはもっとも馴染みのある植物性の天然(自然)繊維です。
寝装品ではカバーやシーツ、各種ふとんの側生地のほとんどは綿素材中心です。綿毛布は新しいアイテムとして登場してから30年以上も経ちました。

空気をたくさん含んで膨らみます

綿の繊維は中空(ストロー状)で、繊維同士も撚(よ)られて空気を含みます。
天日干しをすると温度が上がり繊維自体が膨張し、さらに撚られてできた隙間の空気も膨張するのでふっくら膨らみます。最近ではほとんど見なくなった綿わたのふとんは干すと大きく膨らみます。身近なところではタオルの洗濯前と後ではたたんだ時のかさ高が全く違いますよね?

吸湿性に優れます

植物性天然素材の綿(コットン)繊維は、石油由来の化学繊維に比べて吸湿・吸水性に優れます。公定水分率で8.5%でポリエステルの約21倍。繊維の表面から全体的に湿気や水分を吸って、同様に全体的に乾いていきます。

リネン(麻)

麻の一種でリネン草の茎の部分からできる繊維のお話しです

フレンチリネンのふるさと ノルマンディーのリネン畑より

フランス北部のノルマンディー地方は世界有数のリネン草の産地です。

リネンは1年草で6年に一度の輪作で栽培されます。
リネンは6月ころに約1週間程度で薄紫の花をつけ、一輪の花の寿命は1日、その観賞期間は日本の桜より短いとされています。秋になると掘り起こされその茎はしばらく畑で寝かされ、自然乾燥しながら100kgごとのロールで自然乾燥します。
その後、暗所内で3年眠り…だんだんと本来の亜麻色に近づいていきます。

SO SAN STYLE(ソサンスタイル)ではフレンチリネンを使用したフィットシーツを取り扱っています。