第1回 睡眠向上委員会 解説

もんだい
毎日決まった時間にするといいのはなに?
こたえ
① 寝る時間
② 起きる時間
③ 昼寝の時間
正解は…
② 起きる時間
快眠のポイント
休みの日でもできるだけいつもと同じ時間に起きましょう
休みの日くらい・・・ついつい朝寝坊
でも、その日の夜の睡眠に大きく影響します

朝はしっかり光を浴びて[概日リズム / サーカディアンリズム]

人の体内時計は地球の自転に合わせた時計遺伝子があり、1日が24時間より少し長く(~25時間)なります。
その体内時計により生活習慣に合わせて体温変化やホルモン分泌が行われます。
これを起床して明るい光を浴びることにより、毎日をリセット、24時間周期に調整します。
眠くなるホルモン(メラトニン)

メラトニンとは脳の松果体から分泌される睡眠ホルモンで、暗くなると分泌されます。
サーカディアンリズムを司る眠りに重要なホルモンで、朝、太陽の光を浴びると体内時計がリセットされ、活動モードに切り替わります。
目覚めてから約14~15時間後に再び分泌が始まり、その2時間後に最も多くなります。
その作用で深部体温が低下して眠りに適した状態へ導かれていきます。
さらにメラトニンは抗酸化作用により細胞の新陳代謝や疲労物質の除去、病気や老化の予防に大変注目されているホルモンなんです。

毎朝6時に起きる生活の人は、メラトニンの分泌が夜の8時~9時に分泌され始め10~11時に最大となります。
休みの日に午前10時まで寝てしまうと…メラトニンの分泌が夜中の0時~、さらに最大が2時。よく眠れるはずはない、ですよね?
月曜日の朝が辛いのは、こんなことも影響しているかもしれません。

SO SAN STYLE 寝室デザイン研究所は眠りと寝室環境を提案するマットレスと寝具の布団専門店です。
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眠ることのすべてにお答えします。
(イラスト:ACイラスト https://www.ac-illust.com/ & Rio)