眠りのコラム

販売店では良かったのに、家では枕が合わない…それは家とお店のマットレス(敷き布団)が違うから

販売店では良かったのに、家では枕が合わない…それは家とお店のマットレス(敷き布団)が違うから

Shaer
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正しい枕の選び方

肩こりや首痛の緩和にと枕が注目されてから久しいですが、2003年にジャイアンツから大リーグのヤンキースに移籍した松井秀喜さんが、空港にテンピュール枕を持参して現れたところから、枕ブームに一気に火が付きました。

それまでにも百貨店で首の高さを測って、その人に合った枕をコンサル販売するロフテーの「快眠枕」のコーナーに毎日計測待ちの列ができたりと予兆はありましたが、松井秀喜さんのインパクトは強く、1万円台の枕が当たり前のように売れるようになり、近年では2~3万円台の枕でも驚くことではありません。あきらかに枕の単価を上げたのはこの時だったと思われます。

「この枕、お店で試した時にはよかったんだけど、家で使ったらどうも合わない…」

このように言われる方が、かなり多くいます。
それは販売店で枕を試すときのマットレス(敷き布団)と家のマットレスが違うからです。
マットレスの硬さや沈み込みの深さにより、必要な枕の高さが異なります。
多くの場合、枕が合わないというのは高さが合わないことです。硬さや素材感は好みに影響されることが多いので、お店で試して気に入れば問題ないはずです。

枕の役割は、マットレスと肩から首、頭にかけての隙間を埋めることです。
仰向き時の首の曲線に沿って無理ない姿勢にすること、横向き時の頭から肩にかけてまっすぐな姿勢になること、これが枕を使う目的です。逆にそれ以上はありません。

硬いマットレスの時、枕は高くなります
沈み込みが深いマットレスの時、枕は低くなります

お店で枕の試着をする時のマットレスに比べて、
家のマットレスが硬い場合、枕を少し高くします。逆に沈み込みが深くなる(やわらかい)場合には、枕を少し低くします。
迷ったら、少し低めの枕を選びましょう。後からタオル等で調整することも可能です。

ちなみに、枕で肩こりや首痛が治ることはありませんので、期待しすぎないようにしましょう。
ただし楽に寝られるための道具として重要なアイテムです。

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