眠りのコラム

ラテックスマットレスは硬い?柔らかい?腰痛の人が勘違いしやすい「硬さ」の話

ラテックスマットレスは硬い?柔らかい?腰痛の人が勘違いしやすい「硬さ」の話

マットレス硬さチェック
Shaer
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マットレスを探し始めたとき多くの方が最初に気にするのが「硬さ」ではないでしょうか。

腰が痛いから、
「やっぱり硬めのほうがいいのかな?」
「柔らかいと腰に悪そうだし…」
そんなふうに考えてしまう方は少なくありません。

実はこの背景には
整骨院や整体院の先生から「腰痛には硬めのマットレスがいいですよ」と勧められた経験
がある方も多いようです。

先生は身体のプロ。
患者さんにとっては信頼できる存在です。
正直なところ、布団屋のオヤジの話より説得力があります(笑)

だからこそ、「専門家が言うなら間違いない」
そう思って硬めのマットレスを選び、違和感を抱えたまま使い続けている方も少なくありません。

でも、これまで数多くの試し寝やご相談を重ねてきて、ひとつはっきり言えることがあります。

腰痛とマットレス選びは、“硬めが正解”と単純に割り切れるものではありません。

この記事では、「ラテックスマットレスは硬いのか?柔らかいのか?」という疑問を入り口に、腰痛の人が勘違いしやすい“硬さ”の考え方を整理していきます。

もし今、「先生に硬めがいいと言われたけど、正直しっくりきていない」
そんな気持ちが少しでもあるなら、この先の内容がヒントになるかもしれません。

(腰痛とマットレスの関係については、こちらの記事で詳しく整理しています。)

CONTENTS

腰痛の人ほど「マットレスの硬さ」で悩んでしまう理由

腰に違和感や痛みがあると、マットレス選びの基準がどうしても「硬いか、柔らかいか」に寄ってしまいます。これはとても自然なことです。

腰痛=不安定
不安定=支えたほうがよさそう
だから、「硬めのマットレスのほうが安心できそう」と考えてしまう。
実際、そう感じている方は少なくありません。

「硬めがいい」と言われると、疑いなく信じてしまう

腰痛を経験すると、整骨院や整体院などで身体の専門家に相談する方も多いと思います。

そこで「寝具は硬めのほうがいいですよ」と言われると、
「プロが言うなら間違いない」
そう受け取ってしまうのも無理はありません。

結果として、自分の身体の感覚よりも“正解とされている言葉”を優先してしまうケースが多くなります。

その違和感、身体はちゃんとサインを出している

ところが実際には、

  • 仰向きで寝ると腰が浮く感じがする
  • 横向きになると肩や腰がつらい
  • 無意識に何度も寝返りを打ってしまう

そんな違和感を抱えながら、
「でも硬めがいいって言われたし…」
と我慢して使い続けている方も少なくありません。

ここで大切なのは、身体が感じている“違和感”そのものです。
腰痛のある身体はとても正直で合わない寝具に対しては必ず何らかのサインを出しています。

硬さで悩むほど、本当の原因を見失いやすい

マットレスの硬さばかりに意識が向くと、

  • なぜつらいのか
  • どの姿勢で違和感が出るのか
  • どの瞬間に力が入っているのか

こうした本来見るべきポイントが後回しになってしまいます。

腰痛対策で大切なのは、「硬さ」という一つの言葉に答えを求めることではなく、寝たときに身体がどう反応しているかを丁寧に感じ取ることです。

(特に、朝起きたときに腰の違和感が出やすい方は、寝ている間の姿勢が影響している可能性があります)

硬い・柔らかいだけで判断すると失敗しやすい理由

マットレス選びで「硬いか、柔らかいか」だけを基準にしてしまうと、実際に横になってから「何か違う…」と感じるケースが少なくありません。
同じ「硬め」と表現されるマットレスでも、体の受け止め方や寝姿勢への影響は大きく異なります。

硬いマットレスで起こりやすいこと

硬めのマットレスは安心感がありそうに感じる一方で、腰痛のある方には次のような状態を招くことがあります。

  • 仰向きで寝ると、腰や背中が浮いてしまう
  • 無意識にお腹や背中に力が入る
  • 横向きになると肩や腰が押されてつらい

この状態では体はリラックスできていません。
結果として寝返りが増えたり、眠りが浅くなったりし、朝起きたときの腰の違和感につながることもあります。

柔らかすぎるマットレスで起こりやすいこと

反対に、「硬いのがダメなら柔らかめに」と極端に振れると今度は別の問題が出てきます。

  • 腰やお尻だけが深く沈み込む
  • 起き上がるときに腰に力が入りにくい
  • 身体が沈んでいるので寝返りしにくい

柔らかすぎるマットレスでは身体を支えるというより包み込まれすぎてしまう状態になりがちです。
これもまた、腰にとっては負担になります。

「硬さ」は結果であって、原因ではない

ここで知っておいてほしいのは、多くの場合、「硬い」「柔らかい」と感じているのは結果であって、原因ではないということです。

本当の違いは、

  • 体のどこを、どのように支えているか
  • 力が抜ける姿勢をつくれているか
  • 寝返りを邪魔していないか

こうした点にあります。
硬さという言葉だけで判断してしまうと、この大切な部分が見えにくくなってしまうのです。

ラテックスマットレスは「硬さ」で語れない素材

ここまでで「硬い・柔らかい」という言葉だけではマットレスを判断しきれない、という感覚が少し出てきたかもしれません。
ラテックスマットレスがまさにその代表例です。

ラテックスマットレスは一般的なウレタンマットレスや安価なスプリングマットレスとは体の受け止め方がまったく異なる素材だからです。

押したところだけが反応するラテックスマットレス特有の支え方

ラテックスマットレスの大きな特徴は体全体を一気に沈ませるのではなく、力がかかった部分だけが反応する点にあります。

たとえば仰向きで寝たとき、

  • 背中
  • お尻

それぞれの重さに応じて必要なところだけが沈み、必要以上には沈み込みません。

このため触っただけの印象では「柔らかそう」と感じても、実際に横になってみると腰はしっかり支えられているという体感になることが多いのです。

「沈む」と「支える」はまったく別の感覚

柔らかいマットレス=沈む
と思われがちですがラテックスマットレスの場合は少し違います。

ラテックスマットレスは、「沈み込んだあとそのまま落ちているのではなく、自然に押し返してくる」という特性を持っています。
この「戻り」があることで体は必要以上に力を使わず楽な姿勢を保ちやすくなります。
つまりラテックスマットレスは、柔らかいのに、沈み過ぎないという少し不思議な素材なのです。

同じ「柔らかそう」でも、身体への負担は大きく違う

ここがラテックスマットレスが「硬さ」で語れない最大の理由です。
見た目や触感が似ていても、

  • 沈み込み続ける素材
  • 支えて戻してくれる素材

では寝ている間の体の使い方がまったく違います。
腰痛のある方ほどこの違いは顕著に表れます。

「柔らかいから腰に悪そう」
「硬くないと不安」

そう感じていた方がラテックスマットレスに寝た瞬間に力が抜ける感覚を覚えることも決して珍しくありません。

ラテックスマットレスの「硬さ」指標

マットレスの硬さを調べていると、「ニュートン」「比重(密度)」といった数値の情報を目にすることがあります。
数字で示されると基準がはっきりしているようで安心しますよね。

実際、これらの数値はマットレス選びの“目安”として意味のある指標でもあります。
ただしラテックスマットレスの場合、少しだけ注意が必要です。

比重(密度)は「硬さの目安」として使われている

ラテックスマットレスにおける比重(密度)は、素材そのものの重さを示す数値です。

一般的には、

  • 比重が高い → しっかりした感触
  • 比重が低い → 柔らかめの感触

という傾向があり硬さを考えるうえでのひとつの目安として使われています。

ソサンスタイルでもラテックスマットレスの品質や傾向を把握するうえで、比重はきちんと確認しています。
ただしこの数字だけで寝心地まで判断することはできません。

ラテックスマットレスは「場所ごとに硬さが違う」

ラテックスマットレスのゾーニング設計は特有のピンコア構造でつくられます。
多くのラテックスマットレスは、

  • 背中
  • お尻

といった体の部位に合わせて、ゾーンごとに支え方を変える設計(いわゆる7ゾーン構造など)になっています。

つまりマットレスの場所によって硬さや反発の仕方が違うということ。
この構造があるためマットレス全体をひとつのニュートン値で表すことがそもそも難しいのです。

ニュートン表記がラテックスに向かない理由

ニュートン表記は一定の条件で押したときの硬さを数値化したものです。
ウレタンマットレスなど構造が比較的均一な素材では有効な指標になります。

しかしラテックスマットレスの場合、どこをどの条件で測るかによって数値が変わってしまう(特にゾーニングされたマットレス)のです。
これが、ラテックスマットレスでニュートン表記があまり使われない大きな理由です。

数字は目安、最後に決めるのは身体の感覚

比重もニュートンも決して無意味な数字ではありません。
ただしそれは、「参考にするための情報」であって、答えそのものではないということです。

実際に横になってみて、

  • 仰向きで力が抜けるか
  • 腰が浮いている感じがしないか
  • 横向きでも無理がないか

こうした体の反応こそが硬さを判断するうえで一番信頼できる基準になります。

ソサンスタイルは「数字より体感」を大切にしている

ソサンスタイルでは比重や構造といった素材の情報はきちんと把握したうえでそれを前面には出しすぎません。

なぜならラテックスマットレスの良さは、数字ではなく横になったときの安心感として伝わるものだからです。

硬いか、柔らかいか。
その答えは表示ではなく身体が教えてくれます。

ラテックスマットレスお試し体感時のポイント

マットレスを試すとき、「硬いか、柔らかいか」を確かめようとすることが多くなります。
ソサンスタイルでは試し寝の際に硬さよりも先に確認してほしいポイントがあります。

それはマットレス面が、身体の凹んだ部分まできちんと支えられているかどうかです。

仰向き寝で「身体が面ですべて支えられているか」

試し寝は、仰向き寝からスタートです。
ここで確認してほしいのは、硬さや柔らかさではなく身体とマットレスの接触状態です。

特に注目したいのは、

  • お尻と肩甲骨に挟まれた背中から腰にかけての部分

この部分は身体の構造上どうしても浮きやすく、硬すぎるマットレスでは隙間ができやすい場所です。

仰向きになったとき、この背中〜腰のラインまでマットレス面が自然に触れているか。
ここが、最初のチェックポイントになります。

横向き寝では「肩がきちんと沈むか」

次に横向きになったときに確認してほしいのは肩の沈み込みです。

横向き寝では身体の中で一番出っ張っているのが肩です。
この肩がきちんと沈まないと身体はバランスを取ろうとして無意識に力が入ってしまいます。

具体的には、

  • 肩が押し返されて巻き込まれる感じがしないか
  • 首や背中に余計な力が入っていないか
  • 横向きのままその姿勢を保っていられるか

こうした点を感じてみてください。

肩が十分に沈まないマットレスでは身体の出っ張った部分だけが当たり、横向き寝が長く続きません。

その結果、姿勢を何度も変えたり、無意識に体を丸めたりして、「横向き寝がつらい」状態になってしまいます。

反対に、肩が自然に沈み、腰や体の側面までマットレス面が触れていると、横向き寝でも身体に無理がかかりにくくなります。

横向き寝がラクに続けられるかどうか。
その判断材料として肩の沈み込みはとても重要なポイントです。

寝姿勢が整ったうえで「気持ちいい」と感じられるか

ソサンスタイルの考え方は寝姿勢が整うことは大前提です。

そのうえで、

  • 体を預けても違和感がない
  • 力を抜いていられる
  • 「このまま眠れそう」と感じる

こうしたプラスの気持ちよさがあるかどうか。
姿勢は正しいけれど、我慢が必要な寝心地では意味がありません。

整っていて、なおかつ気持ちいい。
ここが、ソサンスタイルが大切にしているポイントです。

マットレスお試し体感は「確認作業」

試し寝は、正解を探すテストではありません。

自分の身体が、

  • 面ですべてを支えられているか
  • 無理な緊張がないか
  • 自然に力が抜けるか

それを確認するための時間です。

この感覚は、写真や数字では伝わりません。
だからこそ、実際に体を預けてみることがマットレス選びでは何より大切になります。

マットレス選びは「硬さ」では決まらない。大切なのは体感

ここまで読んでいただいて「硬いか、柔らかいか」だけではマットレスを判断できない理由が、少しずつ見えてきたのではないでしょうか。
ソサンスタイルではあえて「硬め」「柔らかめ」「◯◯ニュートン」といった表現を前面に出していません。

硬さの数値だけでは、寝心地は決まらない

比重(密度)や構造は、マットレスを理解するうえでとても大切な要素です。
実際、ラテックスマットレスの品質や傾向を見る際そうした情報はきちんと確認しています。

ただし、それらはあくまで目安

  • 仰向きで背中から腰まで面で支えられるか
  • 横向きで肩が自然に沈むか
  • 寝返りのたびに違和感が出ないか

こうした体の反応は数値だけでは判断できません。

寝姿勢が整うのは「当たり前」

ソサンスタイルが大切にしているのは、まず寝姿勢が無理なく整うことです。
腰が浮かない。
肩が押し返されない。
体の凹んだ部分まで
マットレスがきちんと支えている。

これは、特別なことではなく最低限クリアしてほしい条件です。

そのうえで「気持ちいい」と感じられるか

姿勢が整っていても、我慢が必要な寝心地では毎日の睡眠は続きません。

  • 力を抜いて横になれる
  • 呼吸が自然に深くなる
  • 「このまま眠れそう」と感じる

こうしたプラスの気持ちよさがあってこそ、マットレスは長く付き合える寝具になります。

ソサンスタイルが目指しているのは、「正しいけれどつらい」ではなく、整っていて、なおかつ気持ちいい寝心地です。

だからこそ、体感を大切にしてほしい

マットレス選びに正解の数字はありません。
あるのは、その人の体がどう感じるかという事実だけです。

だからソサンスタイルでは言葉や数値で決める前に、実際に寝て、体を預けて、確認することを大切にしています。
硬いか、柔らかいか。
その答えは表示ではなく、身体が教えてくれます。

まとめ|マットレスは硬さより身体の感覚

腰痛があると、どうしても「硬さ」に答えを求めたくなります。

でも本当に大切なのは、

  • 面で支えられているか
  • 肩や腰が無理なく沈んでいるか
  • 姿勢が整ったうえで、気持ちよさがあるか

この3つです。

もし今、マットレス選びで迷っているなら、一度数字や言葉から離れて、身体の反応に目を向けてみてください。

その感覚を確かめる場として、ソサンスタイルのお試し体感を活用していただけたら嬉しいです。

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