クリーニング取次所を開設するにはクリーニング業法に基づいて、保健所の立ち入り検査で構造設備が規定に適合しているかを確認します。その後、柏市長より「クリーニング所開設検査確認証」が交付され、取次所としての営業がスタートできます。
SO SAN STYLE(ソサンスタイル)は昨年9月に正規クリーニング取次所とし確認証を取得しています。
ちょうど昨年の今ごろに新規開設届出書等を保健所に提出しましたが、柏市では前例のないことばかりでだったらしく、受付までかなり待たされたのを記憶しています。
外観写真と店内図面をみて…
「えっ?ふつうの戸建て住宅?どこでやるの??」
その他書類等をみて…
「えっ?なんで布団屋さんがクリーニング所の申請するの??」
それらの説明を求められ、結果的に受理、検査を受けられることになりましたが…
逆に通常の店舗形態でない、戸建て住宅の一軒家の寝具専門店だったから、規定に適合できたようです。
クリーニング取次所を営業するには、接客場所も含めてクリーニング専用の部屋を持たなければいけないということ。お預かりした品物とクリーニングから仕上がった品物しか、その部屋に置くことはできません。
ソサンスタイルは一軒家なので、2階に独立した部屋が複数あります。このうちの1部屋をクリーニング所とすることで解決できました。
そのような法的な問題もあってか、昨年当時まで柏市内の寝具店のクリーニング所申請は一軒もないそうです。
思いもせず、ソサンスタイルは「柏市初」の布団専門クリーニング取次所の冠をいただけました。
1年経ったいま、
クリーニング業法に基づく、クリーニング業務従事者講習を受講してきました。
この講習はこの2年間で新規開設した事業者と、3年毎に一度の受講する必要があります。
講習会場の柏市保健所の入るウェルネス柏は、ソサンスタイルから徒歩3~4分、柏駅からだと20分以上歩くか1時間に1本程度のバスしかないので、これは恵まれてました。
3時間20分の研修は、クリーニングの業務全般の話、繊維と製品の話、衛生法規の話という内容で、講義中にレポート問題を解説してくれるので、その回答を記入提出して3年間有効の講習修了証をいただけるというシステム。
内容が盛りだくさん過ぎて、詳細は後ほどテキストで確認ということが多すぎて、正直講習の場で得られたことは少なかったのですが、品質表示の組成名称の変更や各クリーニング方法の曖昧な部分はしっかり確認しようと思います。
あわせて読みたい(布団専門丸洗いクリーニング)
SO SAN STYLE 寝室デザイン研究所は眠りと寝室環境を提案するラテックスマットレスと布団の専門店です。
上級睡眠健康指導士とインテリアコーディネーターを持つ専門スタッフがわかりやすくご説明します。
睡眠のこと、寝室のこと、そして寝具のこと。
眠ることのすべてにお答えします。