5月下旬に4回にわたってウールの特徴について紹介しました。
ウールは吸湿放湿性に特に優れ、水蒸気を繊維の中に取り込むため表面はサラッとしています。
またウールを包む生地の違いで布団の中の湿度が大きく変わります。
今日はSO SAN STYLE(ソサンスタイル)がウールパッドとして、もっともおすすめするボゥルフ羊毛敷きパッドのご紹介です。
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通常のベッドパッドより3倍以上の厚みがあります。
今お使いのマットレス、敷き布団の上で使用することで間違いなく寝心地、気持ち良さがアップします。
暑い季節はリネン(麻)のシーツと一緒に使うとその気持ち良さは、さらにアップ、寝苦しい熱帯夜も少しは安眠できるはず。
フランス産のメリノウールを使用します
ビラベックの羊毛布団はフランス産のメリノウールを使用します。
フランスウールはクリンプといわれる縮れが強く、ウールの弾力性が高いようです。
ウールの産地として英国羊毛(イギリス)、オーストラリアやニュージーランドが有名です。
あくまで一般論ですが…
英国羊毛といわれるウールは、繊維が細くしなやかなウェーブのウールです。
だから、高級服地素材として使われます。
よく紳士服のジャケットの裏にユニオンジャックが付いている…あの感覚です。
オーストラリアやニュージーランドのウールは比較的硬い繊維が採れるといいます。
だから、絨毯等の敷物に向いています。
フランスウールは、製綿して「わた」にしたときのクリンプと弾力が布団に適していた、そのような理由で選ばれました。
羊のメインボディーを使用します
羊の毛も生える場所により性質が違ってきます。
メインボディーといわれるのは羊の背中部分と両脇(肩)です。その部分を広げると一匹もののムートンの形になります。
背中の部分は柔らかいウールが採れます。両脇(肩)の部分は腰のあるウールが採れます。
以前は背中の部分は掛け布団用、両脇(肩)の部分は敷き布団用と部位による選別もされていましたが、現在は硬いか柔らかいか程度で分けられているようです。
薬品による加工をしません
ウールを布団わたとして使用するとき、多くのメーカーは化学薬品で加工を施します。
たとえば、漂白、夾雑物(牧草片等)の除去、縮れを強くする加工、ウォッシャブル加工がありますが、ビラベックの羊毛布団はこのような薬品加工をしていません(※)
だから、ウール本来の特徴を活かしたムレ感のないサラッとした羊毛布団です。
(※)日本の定番品の説明です。ドイツではウォッシャブル商品を製造しています
通気性の抜群に良い生地を使用します
ウールは縮れが強く絡みつくので、布団を包む生地から突き出しません。
だから、通気性のいいマコ・トリコットという伸縮性のあるニット生地で包むことができます。もちろん不織布等の裏張りもありません。
通気性がいいことで睡眠中の湿気を生地を通してウールが吸収、また外に吐き出すことができます。特に湿気は重たいので、パッドの素材で圧倒的に寝心地が変わります。
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