マットレス選びというと、多くの方が「硬さ」や「素材」に目を向けます。
実際、ラテックスマットレスにたどり着く方は、すでに寝心地や身体への負担について、かなり真剣に考えている方がほとんどです。
そして、ソサンスタイルでお伝えしている中に、ひとつ、はっきりとした傾向があります。
ウッドスプリングを選ばれる方は、ラテックスマットレスと同時に選ばれているケースがほとんどです。
それは、実際に寝比べたときに「完成した寝心地」を体で理解されているからです。
この記事では、ラテックスマットレスの寝心地を左右している「支える構造」の役割と、なぜウッドスプリングが同時に選ばれるのかを、専門店の視点から整理します。
CONTENTS
マットレス選びは「厚み」と「見た目」が基準なのか?
現在のベッド市場では、マットレスの厚みやボリューム感が寝心地の良さを判断する大きな基準になっています。
特に、家具店や百貨店の売り場では30cm前後からそれ以上の厚みがあるマットレスが主流です。
いかにも「良さそう」「高級そう」に見えるため、第一印象として安心感を持たれやすいのも事実です。
こうした流れの背景には、アメリカのメーカーを中心としたベッド文化の影響があります。
ベッドフレームとマットレスをセットで考え、見た目の完成度を重視する考え方です。
ポケットコイルマットレスはすべて同じではない
「ポケットコイルマットレス」と一言で言っても、その中身は実にさまざまです。
コイルの数、線径、配列、詰め物の構成によって、寝心地も耐久性も大きく変わります。
最近では、シングルサイズで900個以上のコイルを使った非常に高性能なモデルも珍しくありません。
こうした高密度ポケットコイルは、体圧分散性も高く、寝心地の面ではラテックスマットレスと拮抗するレベルにあります。
つまり、「ポケットコイルだから良い/悪い」という単純な話ではありません。
ベッド選びの「ブランド志向」という軸
特にベッドの場合、寝心地だけでなく「ブランド(メーカー)」を重視される方も少なくありません。
とくに年配の女性を中心に、長年聞き慣れたメーカー名やホテルで使われているブランドに安心感を持たれるケースは多いです。
これは決して悪いことではなく、ひとつの正直な選び方だと思います。
ただしその場合、比較の軸が「構造」ではなく「ブランドイメージ」に寄りやすくなるのも事実です。
ラテックスマットレスが評価されてきた理由
ラテックスマットレスは、体圧分散性、反発力、形状の安定性に優れています。
高品質なラテックスマットレスは、長期間使ってもへたりがほとんどなく耐久性という点でも評価されています。
この点では、高スペックなポケットコイルマットレスと性能が拮抗していると言えます。
だからこそ、「どちらが優れているか」ではなく、どのような構造で使うかが重要になります。
ラテックスマットレスの性能は「支える構造」で広がる
ラテックスマットレスは、単体でも身体を受け止め、支える力にとても優れた素材です。
実際、ラテックスマットレス単体だけでもほとんどの方が寝心地の良さを実感されます。
そのうえで、さらに寝心地を高めたいときに注目したいのが、マットレスを支える構造です。
ウッドスプリングは木のしなりを利用して、寝返りや横向き寝など身体の動きに合わせて支え方が変化します。
この動きが加わることでラテックスマットレス本来の反発力や追従性がより自然に引き出されます。
結果として、特に横向き寝のときの心地よさはワンランク上の感覚になります。
なぜラテックスマットレスとウッドスプリングは同時に選ばれるのか
ソサンスタイルでは、ラテックスマットレスを選ばれる方の多くが、ウッドスプリングを同時に選ばれています。
それは、実際に寝比べたときに「完成した寝心地」を身体で理解されているからです。
後日になって「やっぱり追加しよう」というケースがほとんどないのも、この体感による納得があるからだと感じています。
設置場所を選ばない寝具という考え方
ラテックスマットレスとウッドスプリングの組み合わせは、ベッドフレームの上だけでなく、フローリングや畳への直敷きにも対応できます。
住環境の変化や、将来的な引っ越し、ベッドを使わない暮らしへの移行にも柔軟に対応できるのは、大きなメリットです。
この点は、ベッド専用設計になりがちなポケットコイルマットレスとは考え方が異なります。
「見た目」か「構造」か。選び方の分かれ道
ボリューム感や高さ、高級感のある見た目を重視するなら、ポケットコイルマットレスは魅力的です。
一方で、身体の支え方や動きへの対応、調整性を重視するなら、ラテックスマットレスとウッドスプリングの
組み合わせという選択肢があります。
どちらが正解という話ではなく、何を基準に選ぶかの違いです。
10年後まで考えた寝具選び
高品質な寝具同士では、耐久性に大きな差は出にくくなっています。
だからこそ、処分や環境負荷といった「その先」のことも考える価値があります。
素材としてのラテックスは、比較的処分しやすく、環境負荷の面でも特徴があります。
ソサンスタイルが「ラテックス+ウッドスプリング」を提案する理由
ソサンスタイルが大切にしているのは、見た目やイメージではなく、構造としての寝心地です。
体感して初めてわかる違いを、きちんと比較できる環境を整える。
それが専門店の役割だと考えています。










