スイスの高級ベッドリネンブランドSchlossberg(シュロスベルグ)のメインオフィスはチューリッヒから車で北部へ40分ほど離れた小さな町にあります。1833年から185年以上もの歴史のある繊維製品専門メーカーです。
私がこのブランドに初めて出会ったのはもう30年以上前…羽毛ふとんが普及品としてシングルサイズ10万円前後まで価格が下がってきた、そんな時代でした。
当時からSchlossberg(シュロスベルグ)のカバーリングは8万円を超えていて羽毛ふとんとほぼ変わらない…ただジャージー生地のカバーは驚くほどしなやかで柔らかく、薄くて今と同じように羽毛ふとんのキルト線に沿ってドレープしていたのをしっかり覚えています。
残念ながら当時の日本は羽毛ふとん自体の表生地に花柄やペズリー柄にデザインし、真ん中にメッシュの張った白いカバーが中心、ベッド用と和式用のカバーリングが完全に分けられていた時代…なかなか定着できません。
その後は高級輸入寝具を取り扱うセレクトショップが百貨店のインショップとホテルのブティックで販売してきました。
私にとってSchlossberg(シュロスベルグ)との次の出会いは2008年のフランクフルトHeimtextil(ハイムテキスタイル)展示会でした。
この年から日本の専門店と直接のパイプ役としてヨーロッパの寝装品やマットレスシステムのメーカー等とコンタクトを取り商品の幅を広げていきました。
が、Schlossberg(シュロスベルグ)のカバーリングが専門店で展開されるまではここからまた7年の年月がかかることになります(笑)
スイスやドイツの専門店や百貨店においてプレステージゾーンのベッドリネンはSchlossberg(シュロスベルグ)とChristian Fischbacher(クリスチャン フィッシュバッハ[フィスバ])が2大スイスブランドですが、カーテン等のインテリアで日本でショールームを持つChristian Fishbacher(フィスバ)の方が日本人にはメジャーのようです。
さて、Schlossberg(シュロスベルグ)のベッドリネン、日本国内の寝具専門店で2015年からやっとSatin Noblesse(サテン)とJersey Royal(ジャージー)の2種類の生地で展開されました。どちらも細番手の綿100%の生地ですがサテンは織物、ジャージーは伸縮性のある編み物となります。
明るい部屋ではサテン生地は光沢があって高級感あふれます。ジャージーの魅力は冒頭で紹介したようにしなやかなドレープ性です。
デザインは日本では淡いグランドでフローラル系が好まれるようです。SO SAN STYLEのメインディスプレーを飾っているLoraineはSchlossberg(シュロスベルグ)不滅のデザインのひとつで長年にわたり愛されてきました。
また色彩豊かな水彩画のデザインは独特のプリント技術で生み出されます。
SO SAN STYLEではSatin Noblesse(サテン)とJersey Royal(ジャージー)ともにパッケージから出して、すぐに広げてデザイン全体が見えるように、また肌触りを直接感じていただけるように展示しています。
Schlossberg(Satin Noblesse/Jersey Royal)
デュベカバーS
(150X210cm)
79000円(税抜)
デュベカバー
(190X210cm)
109000円(税抜)
ピロケース
(45X65cm/50X70cm)
21000円(税抜)
SO SAN STYLE(ソサンスタイル)では綿や麻の天然素材のベッドリネン(カバーリング・シーツ)をご提案しています。
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