綿わたに包まれるような感覚はまるで雲の上で寝ているかのような心地よさ。
間違いなく毎日の寝る時間が楽しみになります。
SO SAN STYLE(ソサンスタイル)春の新作、布団職人が一針ずつ綴(と)じてつくる昔懐かしい木綿わたの新しい感覚のベッドパッド。
キルトミシンで叩かないので、やさしいふくらみで身体を包みます。
さらに天日干しするとふっくらふくらむ木綿わたの布団は、お日さまの匂いも気持ちいい。
私がなんとか大学を卒業して寝具業界に足を入れた1980年代の終わり頃は、百貨店の寝具売り場は呉服の売り場から家庭用品へと移り、当時まで婚礼寝具の中心であった4枚組の綿わた布団が店頭から姿を消す…ちょうどそんな時代でした。
もちろん全国の寝具店では綿わた布団は販売され続けていましたが、敷きふとんは羊毛布団や固わた入り布団となり、今はウレタンフォーム等の敷きマットレスが主流でしょうか。掛けふとんはポリエステル、そして羽毛布団が多く出始めた頃でもあります。いわゆる寝具の「素材革命」でした。
正直、30年余りのメーカー勤務で綿わた布団は否定することはあっても、ここで肯定するとは思いもよらないことでした。
なぜ?それは20年来の知人で私がかなり影響をうけたアパレルメーカー社長の一言からでした。
「あるところで和式の綿布団を試したら、やっぱり気持ちいいんだよ。」
「でもこれからはベッドだよなぁ…木綿わたがいいなぁ…あの和布団のイメージでベッドパッドってできないか?」
で、できあがった木綿わたのベッドパッドに思わずひとめぼれ♪
伸縮性のあるカラードコットン100%の天竺ニットを外側の生地にして、昔の一般的な敷きふとん半分ほどの重さの木綿わたを布団職人さんが和綴じ(写真参照)するという日本伝統の仕立て方でつくったもの。
天竺ニットは通気性があるので湿気によるべたつき感がありません。
ミシンによるキルト仕立てはミシン目部分が硬く押さえられますが、余裕のある和綴じは硬くなりません。
さらに晴れた日の布団干しも昔の敷きふとんの半分の重さなので苦になりません。
早速、その知人に送りましたが…いつものように未だコメントはありません(笑)
たぶん品物を送ったことを忘れたころに次の課題をいただけるのでしょう。
綿わた布団全否定だった店主がつくった「布団職人がつくる木綿わたのベッドパッド」はすでにベッドメーキングされSO SAN STYLE 柏ショールームでいつでもお試しいただけます。
みなさんの「うわぁ~、気持ちいい」のお言葉をお待ちしています。
お求めはSO SAN STYLE 公式オンラインショップでどうぞ
公式オンラインショップはこちら
中わたの一部にプレオーガニックコットン、布団側にカラードコットンを使用しています。
あわせて読みたい(綿花の関連記事)
SO SAN STYLE 寝室デザイン研究所は眠りと寝室環境を提案するラテックスマットレスと布団の専門店です。
上級睡眠健康指導士とインテリアコーディネーターを持つ専門スタッフがわかりやすくご説明します。
睡眠のこと、寝室のこと、そして寝具のこと。
眠ることのすべてにお答えします。