日本では春と秋の年2回、「睡眠の日」を制定しています。
睡眠の日とは、睡眠健康推進機構が日本睡眠学会と協力して、睡眠についての正しい知識の普及と啓発、国民の健康増進を目的とし、2011年に3月18日を「春の睡眠の日」、9月3日を「秋の睡眠の日」として定めました。
今日、9月3日の秋の睡眠の日は、ぐっ(9)すり(3)の語呂合わせで日本独自の睡眠の日です。
春の睡眠の日は、世界睡眠学会が2007年に春分の日の前の金曜日を「世界睡眠の日( Word Sleep Day )」に定めたところから、それに近い3月18日としています。
日本では現在、国民の4人に1人がなんらかの睡眠障害を抱えています。睡眠障害の認識をされていない人も多いと思われ、それによる健康不安が心配されます。
なんといっても世界でもっとも平均睡眠時間が短い日本です。
厚生労働省の健康日本21(第2次)の「3.休養・こころの健康」で睡眠についての指針が記載されていますが、この指針からさらに具体的に充実、改定された「健康づくりのための睡眠指針2014~睡眠12箇条~」が発表されています。
毎年、春の睡眠の日、秋の睡眠の日にあわせて自治体共催で市民向けの睡眠に関する公開講座が各地で開かれますが、今年は新型コロナウィルス感染症の影響で、ことごとく開催を見送っているようです。
柏市においても毎年9月第一土曜日に江戸川大学と市共催で「すいみんの日市民公開講座」(昨年9月7日)に開催していましたが、今年はアナウンスがありませんでした。
ソサンスタイルでは今日の秋の睡眠の日にあわせて、本日より10月1日までを「睡眠向上月間」として、1グループ単位の少人数で無料の睡眠セミナーを開催します。
ちょうど、厚生労働省の「令和2年度 健康増進普及月間(9月1日~9月30日)」にも重なります。
この機会に正しい睡眠知識を得て実践、健康的な生活を送りましょう。
ちなみに、9月3日のその他の記念日は、
ホームラン記念日…1977年に王貞治選手が通算756号のホームランを打ち世界記録を更新した日
クエン酸の日…ポッカコーポレーションが制定、ク(9)エン酸(3)の語呂合わせ
グミの日…UHA味覚糖が制定、グ(9)ミ(3)の語呂合わせ
などがあります。