いまや日本は世界でもっとも睡眠時間の少ない国です。
2018年の経済協力開発機構(OECD)加盟国の15歳~64歳の平均睡眠時間で、日本人は7時間22分。
韓国を抜いて加盟30か国のなかで第1位となりました。
第2位の韓国は7時間41分、30か国中27か国の睡眠時間は8時間を超えており、日本の平均睡眠時間は断トツのトップです。
第3位のメキシコでも7時間59分でほぼ8時間です。
さらに別の統計ですが、40歳代では半数が6時間30分以下の睡眠時間となっています。
必要な睡眠時間は人それぞれです。
6時間の睡眠で十分な人もいれば、9時間必要な人もいます。
朝起きて疲労感が残っていなく、日中眠くなることなく生活できれば、十分な睡眠をとれていることになります。
ごくまれに、ショートスリーパーといわれる短時間睡眠者がいます。
ショートスリーパーとは睡眠時間が6時間未満で寝不足による日中の眠気や体調変化等のない人をいいますが、休日の寝だめや昼寝、うたた寝もありません。
睡眠時間が短いということは活動できる時間が長くなるので、訓練してショートスリーパーを目指す人も多いようですが…
残念ながらショートスリーパーは遺伝子レベルで決まるので、訓練してなれるものではありません。
2019年にアメリカのカリフォルニア大学でショートスリーパーの遺伝子が発見されたという論文が掲載されました。
それによると真のショートスリーパーは10万人4人、0.004%しかいないようです。
日本の厚生労働省の調査では5時間以下の睡眠の人は5%~10%(調査年により)とされていますが、ほとんどの人が無理して生活しているということでしょう。
睡眠も生活の一部と考えて、しっかり睡眠時間を確保、居心地のいい寝室で、気持ちいいマットレスと寝具でやすみましょう。
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